ビジネスでの手土産は選び方が大切|ガッカリさせないための5つマナー
普段顔を合わせない遠方の取引先だからこそ、訪問時に手土産でガッチリ心を掴みたいものです。
そのためには、手土産に関する知識が欠かせません。
ここでは、ビジネスにおける手土産のマナーをご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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手土産に関する5つのマナー
基本は食べ物
まず手土産に選ぶものですが、食べ物が基本です。
食べ物といっても色々ありますが、
- 日持ちするもの
- 個別に包装されているもの
この両方をクリアしていることが“気の利いた手土産”の大前提なので、これをふまえると「お菓子」が適任です。
ケーキのような生菓子ではなく、少し日持ちする焼き菓子などが好まれます。
地元のものを選ぶ
手土産は、必ず地元のものを選んでください。できれば自社のある地域の名産がおすすめです。
くれぐれも、訪問先の近くで購入することは避けましょう。
バタバタするほど計画性がない、もしくは取引先として軽く見られているのではと、悪い方向へ解釈されかねません。
きちんと用意していたことを示すためにも、手土産は必ず地元で購入してください。
渡すのは挨拶が終わってから
会っていきなり手土産を渡すのはナンセンスです。
必ず最初の挨拶が終わってから「ぜひ、皆さんで召し上がってください」と差し出しましょう。
手土産を渡すのがメインではなく、あくまでも相手との取引がメインだということをお忘れ無く。
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目上の人が渡す
手土産を渡すときは、立場的に上の人が渡すのがマナーです。
訪問するときは会社の看板を背負っていくわけですから、上司が渡すことで、その上司を立てることにもなります。
もちろん、常識のある会社だと理解してもらうことにもつながるので重要です。
また、渡す相手も目上の人です。
つい連絡を取り合っていた方に渡してしまいそうですが、相手の上司も立てなければならないので覚えておきましょう。
渡すときは袋から出して渡す
紙袋のまま渡すのは失礼な行為なので、絶対にダメです。
必ず袋から取り出し、お土産が相手側を向くようにして渡すのが礼儀です。
これはビジネスだけでなく、私生活のお土産にも言えることなので、覚えておくことをおすすめします。
悩んだときは?
お土産のマナーは変わらないので覚えればすむ話ですけれど、お土産選びは意外と苦戦しがちです。
センスが問われるので、適当に選ぶこともできません。
なので、もし悩んだときのアドバイスとして、
- 話題のお菓子
- 高級ホテルのお菓子
このどちらかから選んでみてください。
話題のお菓子も高級ホテルのお菓子も、どちらも認知度が高いので、スイーツ好きの社員から高評価を得ることができるかもしれません。
すると「△△社の〇〇さんはセンスがいい」と噂される可能性も。
そうなれば、相手の上司や社員にプラスの印象を残すことができるので、上司からも一目置かれるようになるかもしれませんよ。
まとめ
ビジネスにおける手土産のマナーは、次の5つです。
- 日持ちのする食べ物
- 地元の名産
- 挨拶が終わってから渡す
- 目上の人が渡す
- 手土産は袋から出す
迷ったときは、なるべく話題になりそうなお菓子、高級ホテルの素敵なお菓子を選んでみてください。