お寿司屋さんで恥をかかないためのマナー
2017/10/14
カジュアルな回転寿司と違い、回らないお寿司屋さんには細かなマナーがいくつかあります。これを知らないと恥をかくことも。
そこで今回は、お寿司屋さんで恥をかかないためのマナーをご紹介したいと思います。
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ドレスコードは特になし
回らないお寿司屋さんでのドレスコードはスーツ?着物?など色々と気になるかと思いますが、基本的には普段着でもかまいません。
男性ならチノパンやジーンズにシャツ、女性なら普段着のワンピースなど、比較的ラフな服装でOKです。
もちろん、女性もジーンズやシャツで大丈夫です。
ただし、サンダルや短パン、ボロボロのジーンズなどは避けてくださいね。
手と箸どちらで食べる?
手と箸のどちらで食べても大丈夫です。
「カウンター席では手で食べるのがマナー」という方もいらっしゃいますが、食べやすい方でかまいません。
食べる際は、お箸ならシャリを横から挟むように食べます。
また、指で食べる場合は、親指、人差し指、中指の3本を使って挟むようにしましょう。
出されたネタはすぐに食べる
お寿司屋さんのネタは鮮度が命なので、出されたものはすぐ食べるのがマナーです。
シャリやネタの温度にもこだわっているので、すぐに食べないのは板前さんに対して失礼にあたります。
おしゃべりに夢中になったり、写真を撮るのに必死になったりしないよう注意してください。
醤油の付け方は種類によって違う
にぎり
握り寿司の場合は、ネタだけに醤油をつけるのが一般的です。
シャリに醤油をつけないのは、シャリが崩れて醤油皿が汚くなるのを防いだり、シャリが醤油を吸いすぎて辛くなるのを防ぐためです。
また、ネタに醤油をつける際は、シャリからネタを外さないようにするのもマナーです。
これは、丁寧に握ってくれた板前さんに対して失礼なので注意してください。
軍艦巻き
軍艦巻きの場合、ネタだけに醤油をつけようとしても、ネタが溢れ落ちてしまいますよね?
なので、「ガリ」を使って醤油をつけます。
これならネタが溢れ落ちませんし、醤油のつけすぎやシャリが崩れるのも防げます。
ちらし寿司
ちらし寿司は、ネタだけをお箸でとって醤油につけてから食べます。
わさびを醤油にといて上からドバーっとかけるのは失礼ですし、見た目的にもあまり美しくないのでやめましょう。
端から順に食べていくのも、ちらし寿司のマナーです。
刺身
お刺身は、まず刺身にわさびを乗せ(お好み)、それから醤油をつけていただきます。
わさびの風味が飛んでしまうため、わさびを先に醤油へ溶かすようなことはしません。もちろんわさびが苦手な方は、無理につけなくてOKです。
ポン酢や塩で食べる場合
お店によっては、お寿司やお刺身をポン酢、または塩で食べさせてくれることがあります。
このときは、両方とも「つけすぎ」に注意してください。
ポン酢ならネタの1/3程度、塩ならほんのちょこっとつけて、素材の味を楽しみましょう。
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タバコは吸わない
たとえテーブルに灰皿が置いてあったとしても、タバコは吸わないのがマナーです。
回らないお寿司屋さんは、店構えが大きくないことが多いので、1人が吸うとすぐに香りが充満してしまいます。
もちろんそんな状態ではお寿司の味など楽しめません。
他のお客さんに楽しんでもらうためにも、店内での喫煙は我慢しましょう。
「おあいそ」はNG
食べ終わった後に「おあいそ」と言っていませんか?
おあいそは、本来お店側が「愛想がなくてすみません」とへりくだって使っていました。なので、お客さんの立場から言うと失礼にあたります。
「会計をお願いします」と伝えましょう。
どうしてもお金が心配なときは?
回らないお寿司屋さんでは、価格が「時価」なことがよくあります。
それだと会計がいくらになるか不安で、お寿司を楽しむ余裕なんてなくなってしまいますよね?
そんな事態を避けたいなら、電話で予約をする際に、予算を伝えるのがおすすめです。
お店によっては、予算内で適当に握ってくれるところもあるので、お金の心配をしなくて済みます。
また、苦手なネタがあるなら一緒に伝えておきましょう。
まとめ
回らないお寿司屋さんでは、食べ方の他にもいくつかの細かなマナーがあります。
これらを知っておけば、回らないお寿司屋さんでも恥ずかしい思いをしなくて済むので、行く前にぜひ予習しておいてくださいね。