ステーキの焼き加減や食べ方に関する5つのマナー
ステーキはナイフとフォークを使って食べれば大丈夫?いいえ、それだけではありません。
ステーキにもきちんとした正しい食べ方があります。
ここでは、ステーキの食べ方に関するマナーをご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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ステーキの焼き加減は4つ
まずステーキの基本として、焼き加減を覚えておくことが大切です。
ステーキハウスのような専門のお店では、焼き加減を聞かれることが多いので、答えられるに越したことありません。
焼き加減は次の4つです。
- レア:表面しか焼いていない状態
- ミディアムレア:ミディアムとレアの中間
- ミディアム:火は通っているが肉は赤い状態
- ウェルダン:完全に火が通っている状態
フィレ肉のように厚みのあるお肉だと聞かれますが、火の通りが早いサーロインは聞かれないこともあります。
聞かれなかった場合はお任せして大丈夫です。
食べるときはナイフとフォーク
言うまでもないと思いますが、食べるときはナイフとフォークだけを使って食べます。
ここでポイントになるのが、1度に全部切ってしまわないことです。
食べやすくするために全部カットしてしまうと、冷めやすくなり、肉汁が出てしまうため美味しさが半減します。
美味しく食べるなら、ひと口ごとにカットするのがおすすめです。
脇を締めて扱うように
ナイフとフォークを使うときは、脇を締めた状態が正しい姿勢です。
たまに脇を締めずに肘を大きく広げてカットしている方を見ますが、マナーとしてよろしくありません。
美しい姿勢で食べるのも立派なテーブルマナーです。
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フォークを口へ持っていく
カットしたお肉を食べるとき、フォークの方へ口を近づけていませんか?
食事中の前傾姿勢は美しくないため、フォークを口へ持っていくようにして食べてください。
慌てて口へ持って行くとソースが垂れてしまうので、一度カットした後、タイミングを見計らって口へ運びましょう。
付け合わせとのバランスを考えて食べる
付け合わせのポテトや人参などの野菜は、ただの飾りではありません。
脂肪の分解を助ける役目があるため、立派な料理の一部です。
なので、お肉と付け合わせをバランスよく食べていくことが、ステーキを食べる際の美しいマナーとされています。
よほど嫌いでなければ、交互に食べ進めていくのが理想です。
ライスはフォークの背に乗せる?それとも腹?
フォークでライスを食べるときは、フォークの腹に乗せます。
厳密にいうと、フォークの背と腹どちらでも良いのですが、フォークの背は乗せにくいのでライスを少し押し付けなければいけません。
すると、せっかくの柔らかいライスがつぶれてしまうため、フォークの腹ですくうようにするのがおすすめです。
もちろんナイフは一旦置き、フォークを左手から右手へ持ち替えてから使うようにしてくださいね。
まとめ
ステーキには、レア・ミディアムレア・ミディアム・ウェルダンの4つの焼き加減があります。
また、フォークをナイフは脇を締めて使い、フォークを口へ持って行くようにして食べるのが正しい姿勢です。
付け合わせには、脂肪の分解を助ける役目があるので、できればお肉と交互に食べましょう。