会社を早退するときのマナーとは?理由や引き継ぎなど
遅刻や欠勤にマナーがあるように、早退にもマナーがあります。
- 早退できるケース
- 仕事の引き継ぎ
- 後日のお詫び・お礼
などなど、社会人として当然知っておくべきものばかりです。
ここでは、会社を早退するときのマナーをご紹介しているので、参考にしてください。
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どんな場合なら早退できるか?
急な早退は、その人の仕事が進まなくなるので、仕事に穴をあけることになります。
そのため「どうしようもない理由」の場合のみ可能と考えた方が良いでしょう。
どうしようもない理由とは、次のようなものです。
- 家族が危篤
- 家族が事故にあった
- 誰かが亡くなった(弔事)
- 体調不良
- 子どもが熱を出した
事前にわかっている場合は早めに届けを出す
前々から早く帰ることがわかっているなら、早めに早退届けを出しましょう。
- 葬儀(家族の場合は忌引きなので別)
- 子どもの迎え
このように、数日前にはわかることは、そのときに早退届けを出すのがベストです。
上司はそれを見越したうえで、当日の予定などを組むことができるため、仕事の遅れを防ぐことができます。
必ず直接伝える
早退できる条件がわかったら次は伝え方ですが、直属の上司に直接伝えるのがマナーです。
たとえ早く帰りたくても、同僚に伝言を頼むのは、マナー以前に社会人としての責任感に欠けます。
もし同僚が伝えわすれたら「無断欠勤」とも捉えられるので、早退の申し出は直接伝えてください。
上司と連絡が取れない場合は?
上司が出張、会議、商談などで長時間連絡が取れないときは、
- 上司の上司
- 上司の補佐(副部長・課長補佐…etc)
など、上司と同等かそれ以上の権限を持つ方に伝えましょう。
仕事の引き継ぎをする
早退の許可をもらうのと同時に行うのが、仕事の引き継ぎです。
- 商談がある
- 来客予定がある
- 自分進行の会議がある
このように、自身がいなくなることで支障の出る業務は、誰かに引き継がなくてはいけません。
もちろん、ただ「○○があるからお願い」ではなく、内容を理解できる引き継ぎ書などは必要でしょう。
「自分が逆の立場だと引き継げるかどうか」
これを基準に引き継ぎ書を考えると作りやすいはずです。
もし急ぎの仕事がない場合は、引き継ぎしなくてもかまいません。
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後日にお詫び・お礼を伝える
早退後、最初の出勤日には、同僚・上司などにお詫びとお礼を伝えるのがマナーです。
また、仕事のフォローをしていただき、ありがとうございました。
無事体調も回復しましたので、遅れを取り戻すためにも、これまで以上に業務にはげみたいと思います。
自分の仕事を引き受けてもらった方へは、少し丁寧気味に、
○○(相手)さんには、○○社との打ち合わせをフォローしていただき、ありがとうござます。
おかげで話が順調に進みそうです。これも○○さんのおかげです。
無事体調も回復しましたので、これまで以上に業務にはげみたいと思います。
この度は、本当にありがとうございました。
など、感謝の気持ちを乗せてお詫び・お礼を伝えてください。
ズル休みしたいときは?
「もう今日は仕事したくない!」こんなときありますよね?
でも、早退のためにウソの理由をつけてズル休みするのは、あまりおすすめしません。
ウソがバレたときは面倒です。
- 風邪をひいた
- 熱が出た
などの理由をつけても、上司に病院での診断書をもらってこいと言われるかもしれません。
信用をなくしたくない方は注意してください。
時間給・有給を使う
もし時間給や有給があるなら、思い切って使うのも手です。
本来なら、前もって承諾をもらうものですが、「午後から有給を使ってもよろしいでしょうか?」と聞くのもありです。
忙しくない時期なら、OKがもらえることもあるでしょう。
ズル休みのためにウソをつくくらいなら、時間給・有給の申請をしてみてはいかがですか?
まとめ
会社を早退するときは、できるだけ早く上司へ連絡し、業務の引き継ぎなどを行います。
後日は、お詫びとお礼を忘れずに伝えましょう。