結婚式のご祝儀に関するマナー!金額・祝儀袋の種類・袱紗など
2017/10/14
結婚式のご祝儀を包むとき、
- いくら包めばいいのか
- 祝儀袋の種類
- 表書きの書き方
など、様々な疑問が浮かびますよね?
そこで今回は、結婚式のご祝儀に関するマナーについてご紹介したいと思います。
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祝儀の相場は間柄によって違う
祝儀としていくら包むかは、新郎新婦との間柄によって多少変わります。
- 友人・知人:20,000〜30,000円
- 同僚・上司:20,000〜30,000円
- 親族:20,000〜100,000円
親族の場合、姪や甥、疎遠な親族などは20,000円からですが、兄弟・姉妹は50,000円からが相場です。
もちろん、友人で50,000円包んでもいいですし、兄弟だからといって必ず50,000円以上でないといけないわけではありません。あくまでも目安として覚えておいてください。
会費制の場合
最近では、会費制で一律10,000円といったタイプの結婚式も見かけるようになってきました。
この場合は、祝儀袋の用意をせず、会場の受付にて現金で支払います。
祝儀袋は金額に合ったものを選ぶ
20,000円以内
20,000円以内の場合は、シンプルな紅白の御祝儀袋になります。
そこまで多く包んでいないのに、あまりに豪華な祝儀袋を選ぶと、不釣り合いでおかしいため注意しましょう。
30,000円クラス
30,000円クラスになると、少し飾り気のある祝儀袋になります。また、色付きの華やかな祝儀袋でもOKです。
50,000円以上
50,000円以上包む場合は、鶴の水引など格式高い祝儀袋を使います。
表書きの注意点
コンビニやスーパーで買う祝儀袋には、すでに表書きが書いてあるものも多いと思います。
もし何も書いてない場合は毛筆で、次のように書きます。
- 寿
- 御祝
- 御結婚御祝
ただし、「祝御結婚」のような4文字は「死」を連想させるなどとして、なるべく使わないよう注意してください。
その下に、同じ毛筆でご自身の名前を書けば表書きは終わりです。
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お金は新札&表向き
祝儀袋に入れるお札は、新札を用意するのがマナーです。
これは「この日のために、事前からしっかりと準備をしておりました」という、気持ちの表れになります。
また、中袋にお札を入れるときは、絵柄を表むきにして入れるのがマナーです。
せっかく新札を用意しても、向きがバラバラだと丁寧さが伝わらないので、細部まで注意しましょう。
受付で渡す際のマナー
表書きやピン札などに注意しても、当日受け付けでただ渡してしまっては、せっかくの準備が台無しです。
そうならないためにも、受付で渡すときの2つのマナーを確認しておきましょう。
その①袱紗(ふくさ)に入れていく
1つ目は、袱紗(ふくさ)に入れてから持参することです。袱紗は、祝儀袋を包むための入れ物です。
袱紗に入れることで、祝儀袋が汚れるのを防ぎますし、丁寧な印象を与えられます。
色は何色かありますが、お祝いの席なので、白やピンクなど明るいカラーのものを選ぶといいです。
袱紗は、書店や文房具店で販売されています。
その②ひと言声をかける
何も言わずに祝儀袋を出されると、無愛想な印象を受けませんか?
なので、受付の方へ無言で渡すのではなく「この度はおめでとうございます」とひと言声をかけましょう。
このひと言で、グッと大人な印象を与えることができますよ。
まとめ
ここまでをまとめると、祝儀の金額は20,000〜100,000円で間柄によって変わり、祝儀袋も中身によって変えます。
また、表書きと名前は毛筆で書き、中に入れるお札は新作で表向きに入れてください。
あとは、袱紗に入れて、受け付けでひと言声かけをしながら渡せば完璧です。