洋食や和食などに共通する最低限の食事マナー7つ
初めてのデート、取引先との食事会など、大切な場面では最低限の食事マナーは必須です。
「食べ方を見れば育ちがわかる」といわれるように、食べ方はその人を知る1つの要素になります。
ここでは、洋食や和食に共通する最低限の食事マナーについてご紹介しているので、参考にしてください。
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口いっぱいに頬張らない
料理は、“ひと口サイズ”で口へ運ぶのがマナーです。
イタリアンやフレンチなら1度切り分け、和食ならお箸で小さくほぐしてからいただいてください。
ひと口サイズにする理由は次のとおりです。
- 食事の会話を楽しむため
- 口いっぱいに頬張るのは美しくないから
必死になって食べるよりも、料理の美味しさを相手と分かち合うくらいの余裕を持ちましょう。
クチャクチャと音を立てない
どんな食事においても、クチャクチャと咀嚼音(そしゃく)を立てながら食べるのは失礼です。
食べるときは口を閉じ、クチャクチャと音を立てないようにしましょう。
麺はその国の食べ方に合わせる
食べるときの音で難しいのが、麺類をすするときの音です。
日本のラーメン、うどん、そばなどに関しては、ズズズーと音を立てて食べると思います。これは日本独自の文化なのでいいでしょう。
ところがパスタや中華麺などは、音を立ててすすってはいけないとされています。
なので、それぞれの国に合った食べ方をするのがマナーと覚えておきましょう。
- 音を出して良い:ラーメン、うどん、そば、焼きそば etc…
- 音を出さない:パスタ、中華麺 etc…
お箸・フォーク・ナイフを使うときは静かに
お箸やフォークなどのカトラリーを使うときに、カチャカチャと音を出すのは下品です。
もしもよくカチャカチャ鳴らしてしまう方は、力が強いのかもしれません。力を入れ過ぎず、ゆっくり優しく扱うのが音を立てないコツです。
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鼻をすすらない
食事中のオナラやゲップは、相手が不快になることをわざわざ説明するまでもないと思います。
しかし、鼻をすする方は多いのではないでしょうか?
洋食では当然ダメですが、麺をすするのとは違うので日本でもできるだけやめた方がいいです。
この場合は「静かに鼻をかむ」が正解です。
チーンと思い切りかむのではなく、音が出ないように押さえながらゆっくり鼻水を取りましょう。
食事中に中座しない
食事中に席を立つのがマナー違反だと知っていましたか?
トイレ、化粧直し、電話などで中座するのは、どんな食事の場合でも好ましくありません。
中でもトイレくらいは食事の前に済ませておきましょう。
とはいえ、急な体調の変化やお酒を飲んでトイレが近くなった場合は、無理に我慢しないようにしてください。
いただきます・ごちそうさまを言う
食べ慣れた和食の場合は言ってると思いますが、洋食でも同じように言いましょう。
イタリアンやフレンチだとしても、日本国内のお店なら日本語で「いただきます」「ごちそうさま」と言って大丈夫です。
わざわざイタリア語やフランス語で言う必要はありません。
また、料理やサービスに満足したのなら、会計の際に「ありがとう」とひと言添えられるとベターです。
会計はスマートに
支払いの場でウダウダするのは良くありません。
奢るならサッとカードで、割り勘なら後で清算、おごってもらうなら素直にお礼を言って別の機会にお返しします。
目上の人から奢ってもらうときのマナーは大丈夫ですか?
ちょっとでも不安を感じた方は、よろしければこちらの記事もどうぞ。
まとめ
共通の食事マナーは次のとおりです。
- 口いっぱいに頬張らない
- クチャクチャと音を立てない
- カトラリーは静かに使う
- 鼻をすすらない
- 食事中に席を立たない
- いただきます・ごちそうさまを言う
- 会計はスマートに
レストランでのテーブルマナーや和食のマナーなど、それぞれについて詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。