成人祝いを贈る側のマナー|お祝い金の相場や渡すタイミングは?
成人祝いもらったはずだけど、いざ贈る側になると何をもらったかよく覚えてない。。。
そんな方のために、ここでは成人祝いを贈る側のマナーをご紹介しています。お祝い金相場や渡すタイミングなど、知っておきたい基礎知識なので参考にしてください。
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成人祝いはどの範囲まで渡すべき?
まず悩むのが、どの範囲の続柄まで渡すべきなのかではないでしょうか?
実は、成人祝いに明確な範囲はありません。
たとえ親族でも渡さない場合もありますし、友人の子どもに渡す場合もあります。つまり、付き合いの度合いによって決めていいんです。
- 年に1回以上会う親族の子ども
- 家族ぐるみの付き合いをしている友人の子ども
- 自分のときにお祝いをもらった親族の子ども
- 自分のときにお祝いをもらった知人の子ども
など、付き合いがある程度ある場合は、渡してもいいんじゃないでしょうか。
成人のお祝い金相場
お祝い金の相場は、次のとおりです。
- 兄弟:10,000〜30,000円
- 姪・甥:10,000〜30,000円
- その他の親族:5,000〜20,000円
- 友人・知人:5,000〜10,000円
血縁が遠ければ少なく、近ければ高額になる点は、他の祝儀などと同じです。
上記はあくまでも目安なので、予算に合わせた金額を包みましょう。
祝儀袋は紅白&蝶結び
祝儀袋は、水引が「紅白&蝶結び」のタイプを選びんでください。
表書きは、次のように書くのがマナーです。
- 御祝
- 祝成人
- 成人祝
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お金じゃなくプレゼントでもOK
お金をあげるのは気がひける、もしくは何か記念に残るものをあげたい場合は、プレゼントを渡しても大丈夫です。
大人の仲間入りを果たすので、ブランド物を渡す方が多いです。
- 腕時計
- バッグ
- 高級グラス
- お酒
バカラなどの高級グラスや、少し高いお酒など、成人したからこそ楽しめるものは人気があります。
もちろん、相手の欲しがっているものがわかれば、それをプレゼントしてあげてもかまいません。
物ではなく思い出をプレゼントしたければ、高価なディナーへ招待するのもおしゃれです。
成人祝いはいつ渡す?
成人祝いは、20歳になる日ではなく、成人の日から1週間前までの間に渡すのが一般的です。
成人の日が1月の第2月曜なので、お正月が過ぎたくらいから渡しましょう。
ワンポイントアドバイスとしては、お年玉と合わせて年末のうちに新札を用意しておくとラクです。
基本的にお返しはない
出産祝い、引越し祝い、結婚祝いなどは、何かしらのお返しをもらってきたはずです。
しかし、成人祝いに関してはお返しがありません。
理由は、「子どもの成長を願うもの」に関しては、お返しをしなくてもいいとされているからです。
なので、成人祝いのお返しがなくても、非常識だと勘違いしなように注意してください。
中にはお返しをする方もいますが、その場合はありがたく受け取りましょう。
まとめ
成人祝いは、付き合いの深さによって渡すかどうかを決めます。
また、渡す場合は付き合いに合わせて5,000〜30,000円の範囲で、お祝い金を包むのが一般的です。
お金じゃなくプレゼントでもいいので、様々な形で祝ってあげましょう。