必ず覚えておきたい立食パーティー5つのマナー
2017/10/14
立食パーティーといえば、人と人の交流、新しい人脈の開拓など、これからの人生を左右する可能性を秘めた場です。
そんな場だからこそ、マナーを身につけておけば自分をより良くアピールする武器にもなります。
ここでは、必ず覚えておきたい立食パーティーのマナーをご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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服装・ドレスコードは事前に確認
招待状に明記してあれば、そのドレスコードに従ってください。
しかし、ドレスコードが明記されていない場合は、主催者もしくは会場へ問い合わせすることをおすすめします。
ひと言にドレスコードといっても、
- フォーマル(正装)
- セミフォーマル(準礼装)
- インフォーマル(略礼装)
- スマートカジュアル
など、種類がいくつかあるので、独自の判断では場にそぐわない服装を選んでしまうかもしれません。
場の空気を乱さないためや、恥ずかしい思いをしないためにも、必ず確認をとりましょう。
女性は低めのヒールを推奨
立食パーティーは、文字通り立ったまま行ううえに、2〜3時間と長時間に及ぶことがよくあります。
それほど長い時間ヒールを履いていると、足が痛くなる方も多いと思います。
なので、少しでもラクをしたい方は、低めのヒールを履くのがおすすめです。
荷物や上着はクロークへ預ける
会場へ到着したら、まず荷物やコートなどの上着をクロークへ預けます。
立食パーティーではウロウロすることが多く、手にはドリンクや料理を持つため、荷物はなるべく持たないのがマナーです。
持つとしても、両手が使えるような小さめのショルダーバッグくらいにしておきましょう。
ただし名刺とハンカチは持っておこう
立食パーティーは様々な人と接するため、名刺交換をするシーンも多々あるでしょう。
なので、名刺をお持ちの方は預けずに持っておくことをおすすめします。
当日の人数を把握し、無くなることがない数を用意できると言うことありません。
また、当然のマナーとしてハンカチの用意も忘れずに。
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まずは主催者への挨拶から
立食パーティーが始まったら、さっそく美味しい料理を食べたいところですが、先に料理を食べるのはNGです。
まずは主催者へ挨拶に行きましょう。
また、皆が挨拶に訪れるため、混雑しないよう言葉は短めにするのがマナーです。
くらいの簡単な挨拶でOKです。
料理の食べ方に注意
立食パーティーでは、普通のテーブルマナーとは違う食べ方のマナーがいくつかあります。
中でも、基本的な6つをご紹介したいと思います。
1.料理ばかり食べない
立食パーティーの目的は「人と人との交流」です。
料理を食べることがメインではないので、まずは大前提として「食べることは二の次」と覚えておきましょう。
あまりガツガツ食べていると、人によってはマイナスイメージを持つこともあるので注意してください。
2.料理をお皿いっぱいに盛らない
お皿を持って移動するので、持つためのスペースとしてお皿の1/4くらいは開けておくとスマートです。
3.料理は4回を目安に取る
バイキング形式のように料理が並ぶのですが、よく見ると前菜、メイン、ご飯もの、デザートに分けて用意されています。
そのため、次の順番でいただくのが立食パーティーでの正しい食べ方です。
- 前菜(サラダ等)
- メイン(お肉やお魚)
- ご飯もの
- デザート
また、料理の味を楽しむために、お皿は毎回新しいものを使うのも、立食パーティーならではのマナーです。
4.食べながらの移動はしない
当たり前のことですが、食べながらの移動は行儀が悪いのでNGです。
食べるときは、必ず空きのあるテーブルへ移動してから食べるようにしてください。
5.グラスにはナプキンを巻こう
冷たいドリンクの場合、水滴が垂れてしまい服やテーブルが濡れてしまいます。
それを避けるため、グラスには紙ナプキンを巻くことを忘れないようにしましょう。
6.他人の料理はよそわない
立食パーティーでは、他人の分まで料理をよそうことはしません。
理由は、誰も食べない料理があったり、遠慮のかたまりとして料理が残ってしまい、テーブルの上にいつまでもお皿が残らないようにするためです。
椅子には座らない
立食パーティー会場の隅には、必ず椅子がいくつか用意してあります。
これらの椅子は、体調の悪い方やご年配の方のために用意されているので、該当しない方は座らないのがマナーです。
体調が悪くなった場合は座ってもかまいませんが、その場合は気をつかわせないために退場するのも1つの手です。
まとめ
着席するタイプのパーティーと比べても、マナーにこれだけの違いがあります。
カジュアルなようで、実はしっかりとした場なので、これらを覚えて人間力アピールに役立ててください。