お通夜の服装に関するマナー
2017/10/14
お通夜は喪服?身だしなみはどうしたらいいの?などなど、急な訃報で色々と不安になりますよね。
ここでは、お通夜の服装マナーをご紹介しているので、参考にしてください。
スポンサーリンク
男女ともに喪服か平服
お通夜へは、喪服か平服で参列するのがマナーです。
喪服は真っ黒なスーツやワンピース、平服は落ち着いたカラーのスーツやワンピースを指します。
以前は、「お通夜に喪服を着ていくと、不幸を予期していたと捉えられる」との考えもありましたが、現代では変わってきています。
むしろ、最近のお通夜では喪服で参列する方が多いので、平服だと逆に浮いてしまうことも。
しかし、本来は「急な知らせだったため、用意をする時間がなかった」ということで、平服でも悪くはありません。
喪服があれば喪服、なければ平服を着るようにしましょう。
男性の平服
- ダークスーツ(黒・ダークグレー・紺)
- 黒ネクタイ
- 白のワイシャツ
- 黒靴下
これらが男性の平服です。要するに、喪服に近い落ち着いたスーツです。
また、靴やベルトは光沢のあるものを避け、ヘビ皮のような殺生をイメージさせるデザインは避けます。
普段スーツで仕事をしている方は、バッグや職場に黒のネクタイを一本常備しておくと、急な訃報に対応しやすいのでおすすめです。
女性の平服
- ワンピース(黒・ダークグレー・紺)
- ダークスーツ
- 黒のストッキング
- 黒のパンプス
男性同様、落ち着いたカラーの服を選ぶのがマナーです。また、ヘビ皮などの殺生をイメージさせる靴などは履きません。
スポンサーリンク
お通夜の身だしなみは?
アクセサリーは身につけない
男性も女性も、基本的にアクセサリーは身に付けません。
ゴールドやシルバーのアクセサリーは祝いの席で着用するものなので、お通夜では失礼にあたります。
また、腕時計もダイヤやジルコニアなどが散りばめられたものや、ヘビ皮のようなものは避けてください。
身に付けていいのは、真珠のネックレスくらいです。
ただし、真珠のネックレスでも2重になっているものは「不幸が重なる」ことを連想させるので、ダメだと覚えておいてください。
女性はナチュラルメイクで
しめやかな場に、派手なメイクが場違いなのは言うまでもありません。
なので、女性はナチュラルメイクを意識した地味なメイクで参列するのがマナーです。
間違っても、真っ赤な口紅や派手なアイシャドウはしないようにしましょう。
出先から駆けつける場合はそのままでOK
支度する時間がなく、どうしても出先からしか駆けつけれない場合は、そのままの服装でも良いとされています。
仕事着、スーツ、落ち着いた普段着(チノパンにシャツ、ワンピース)などです。
また、その場合は親族の方へ「出先からかけつけたため、このような服装で申し訳ございません」とひと言伝えましょう。
ただし、真っ白なワンピースやボロボロのダメージジーンズなど、あまりにも場にそぐわない場合は遠慮した方が無難です。
まとめ
男女ともに、喪服か平服で参列するのがマナーです。
また、アクセサリー類は基本的に身につけず、靴やベルトなどは動物の皮をデザインしたものを避けます。
もし出先から直接行く場合は、親族の方へひと言伝えるのをお忘れなく。