お墓参りにもマナーがある!お供え物や花の選び方など
2017/10/14
お墓参りは、線香を焚いて手をあわせるだけではありません。その他にもいくつかマナーがあります。
これを知らないと、親族の方やお墓の管理者にとても失礼になることも。
ここでは、お墓参りのマナーについてご紹介しているので参考にどうぞ。
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お墓参りにダメな日はある?
お墓参りは、基本的にいつ行ってもかまいません。
行っていい日、ダメな日などの決まりは特にないため、思い出したり夢枕に立ったりしたなどの理由で行くのもありです。
また、1年間のうち、
- お盆
- 春のお彼岸
- 秋のお彼岸
この3つのタイミングでお墓参りに行かれる方が多いです。
服装は何でもOK
お通夜や葬儀と違い、お墓参りは私服で行っても失礼になりません。もちろん喪服でも大丈夫です。
これからご紹介しますが、お墓参りでは掃除をします。
なので、できれば汚れてもいいような服装(ジーンズにTシャツなど)の方が、良いかと思います。
お墓でやること
①まずは掃除
お墓参りについたらまずやることが、お参りするお墓の掃除です。
墓石は水をかけながらスポンジや雑巾で洗い、墓石周りの雑草やゴミは拾って捨てましょう。
そのため、次のアイテムを持参することをおすすめします。
- 水桶
- スポンジ・雑巾
- ゴミ袋
水桶は置いてある場合もありますが、スポンジや雑巾などはないことが多いので、注意してください。
②お供えものを供える
掃除が終わったら、食べ物や花をお供えします。
このときお供えするものは、故人が好きだった食べ物や飲み物で大丈夫です。
何を選べばいいかは、後ほど詳しくご説明します。
③お参りをする
掃除とお供えものを備えたら、いよいよお参りをします。
手順は次のとおりです。
- ロウソクに火をつける
- お線香を束のまま焚く
- 墓石よりも低くなるようにしゃがむ
- 手をあわせる
手のあわせ方は宗教によって違いがありますが、よくわからない場合は静かに手をあわせるだけでかまいません。
ライターを忘れる方が多いので、普段タバコを吸わない方は忘れないようにしましょう。
④片付けをする
お墓参りが終わったら、花と線香以外は全て持ち帰るのがマナーです。
食べ物などは野生動物に荒らさたり、腐ってお墓が汚れるため、絶対置いたままにしないでください。
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お供えものやお花は何を選べばいい?
お供えものに関しては、先ほども少し触れたように「故人の好きだった食べ物」を供えましょう。
お菓子、ジュース、お酒などが一般的です。
また、お花に関しては毒のある彼岸花やトゲのあるバラは、避けるのがマナーとされています。
それ以外は何を選んでもOKです。
お花屋さんで「お墓参り用のお花を」とお願いすれば、まず間違うことはないと思います。
お寺の中にある場合は?
お墓がお寺の中にある場合は、まず住職さんへ挨拶をするのが先です。
この際、お寺へのお布施は渡さなくてかまいません。供養代は管理者が払っていますし、お経をあげてもらうわけでもありませんから。
住職さんへの挨拶が済んだら、そのお寺のご本尊にお参りをしてください。
その後、故人のお墓へお参りをする流れになります。
まとめ
お墓参りは、掃除、お供え、お参りの順に行うのがマナーです。
お供え物には細かな決まりはなく、花は毒とトゲのあるものを避ければ、何を選んでもかまいません。
お寺の中にある場合だけ、住職さんへの挨拶とご本尊へのお参りがプラスされます。