お中元の時期やギフト選びのマナーなど
2017/10/14
- お中元の時期っていつ頃?
- ギフトは何を選べばいいの?
など、お中元ってわからないことが多いですよね?
ここでは、お中元を贈る時期やギフト選びなどのマナーをご紹介しているので、参考にどうぞ。
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お中元の時期はいつ?
お中元は、お歳暮と違って地域によって時期が異なるため注意が必要です。
日本各地の時期は次のようになります。
- 北海道:7月15日〜8月15日
- 東北・関東:7月1日〜7月15日
- 九州:8月1日〜8月15日
- 沖縄:旧暦の7月
このように、各地域で大きく変わります。
沖縄は旧暦なので毎年変わるため、その都度旧暦を確認して確かめるようにしましょう。
少し早く贈ってもOK
正式な時期は先ほどの通りなのですが、少し早めに贈っても大丈夫です。
お中元が集中する時期を避けたり、配送業が忙しくなる時期なので、ギリギリだと間に合わないこともあるからです。
あまり早すぎてもいけないので、早めに贈る場合は1ヶ月前くらいから贈るようにしましょう。
お中元には何を選べばいい?
お中元ギフトは「仏様に供えるもの」を選ぶのが一般的とされています。
例えば、ビールやジュース、果物などです。参考までにそれぞれご紹介したいと思います。
ビール
ビールは、お中元用ケースに入っているものがあるので、それを選ぶといいでしょう。
エビス、アサヒ、キリンなど、相手の好みのビールが贈れるとベストです。
ジュース
フルーツジュースは、色んな種類が詰め合わせになっているタイプがよく選ばれます。お酒を飲まない方、小さなお子さんのいるご家庭に喜ばれます。
果物
フルーツも、ビール同様に相手の好きなフルーツを贈れるとベストです。
中には1万円近くするものもありますが、高すぎると気を遣わせるので5,000円以内くらいに抑えておくことをおすすめします。
ゼリー
ゼリーは日持ちもしますし、お盆の来客時に出したりできるので好まれます。
有名店のゼリー詰め合わせでも、2,000〜3,000円くらいで購入できるので、お中元の贈り物としてピッタリです。
そうめん
夏によく食べられるそうめんは、お中元の人気ギフトです。日持ちの良さも人気のポイント!
お中元で選んではダメなもの
現金
現金は、目上の者から目下の者へ贈るものなので、お中元のような目上の者への贈り物には適していません。
「さては、私のことを見下しているな」と捉えられることもあります。
金額がわかりやすい商品券や図書券も、現金と同様に避けた方がいいでしょう。
時計・ネクタイなど
仕事を連想させるものも、目上の者から目下の者への贈り物になります。
「精進しなさい」という意味を持つので、目上の方には贈らないよう注意してください。
刃物
刃物は「縁を切る」ことを連想させるため、失礼になります。
靴下や敷物
靴下やカーペットなど、足で踏むものは「足で踏みつける」ことを連想させるためNGです。
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表書きは時期によって変えよう
どうしても間に合わず、お中元期間を少しすぎてしまう場合もあると思います。
その場合は、お中元の表書きを変えて出しましょう。
- 期限以降:暑中御見舞
- 8月8日以降:残暑御見舞 ※九州はこの限りではありません
初盆がある場合は控えた方がいい?
お中元はお盆の時期とかぶるので、法事を控えている家に贈るか悩むかもしれませんが、この場合は贈っても大丈夫です。
「お祝い」としてよりも「元気にしてらっしゃいますか?」といった意味合いで贈るため、失礼にはあたりません。
事前にお中元・お歳暮は結構ですと言われていなければ、安心して贈ってください。
49日以内は避けるべき
初盆は大丈夫ですが、49日とかぶる場合は避けるのが無難です。
マナー違反でダメなのではなく、49日内は何かと忙しいため気を利かせてあげるためです。
49日をすぎてから、「暑中御見舞」や「残暑御見舞」として渡すようにしましょう。
まとめ
お中元の時期は地域によって違いますが、7月〜お盆の間です。
マナー違反のものを選ばないように注意し、仏様にお供えするようなものを贈りましょう。