嫌われる鍋のNGマナー7つ|直箸・汁戻し・取り分け方など
鍋の醍醐味といえば、皆でワイワイ楽しく食べることです。しかし、皆で食べる料理だけに、気をつけなければいけないマナーもいくつかあります。
ここでは、嫌われる鍋のNGマナーをご紹介しているので、参考にしてください。
スポンサーリンク
嫌われる鍋のNGマナー7つ
直箸で取る
鍋の料理を、自分の箸で直接取るのはやめましょう。
箸は1度自分の口に入れたものなので、それが鍋に入ることを気にする方は多いです。
もちろん気心知れた仲だとしても「親しき仲にも礼儀あり」。1度確認してからにしましょう。
また、お箸の逆を使う“逆さ箸”も、自分の手で直接触っているので好ましくありません。
鍋の料理を取るときは、必ず取り分け用の箸かお玉を使うのが基本です。
鍋をかき回す
鍋の中に隠れた具材を探そうとして、鍋をかき回すのも嫌われやすいマナーの1つです。
あまり綺麗な行為ではありませんし、豆腐などの具材が崩れることもあります。
食べたい食材があったとしても、無理に探そうとせず「次見つけたらラッキー」くらいの心構えでいることが大切です。
器の汁を戻す
何回かお代わりすると、器が汁でいっぱいになることがあります。
しかし、その汁を鍋に戻すのはやめましょう。例えもったいないと思ったとしてもです。
直箸と同じで、気にする人は気にします。
汁と同じで、1度器に入れた食材を鍋に戻すのも良くありません。1度器に入れたものは責任を持って食べるのがマナーです。
取り分けない
鍋は大人数で食べることが多いため、ときには鍋から遠い席の人も出てきます。それなのに、誰も取り分けてあげようとしないと、その人は良い気分はしませんよね?
どれだけ食べたくても、周りを気遣える余裕を忘れてはいけません。
スポンサーリンク
何も聞かずに取り分ける
取り分けてあげることは良いことだと思いますし、とても気のきく優しい方だとも思います。
そこで、相手の嫌いなものまで聞けると文句なしです。
器に入れたものは戻せないので、嫌いなものを入れられるとツライ人もいるでしょう。
取り分けてあげる優しい心の持ち主の方は、そこまで聞いてあげられると素敵です。
好き勝手に取る
鍋の具材は限られているので、好物ばかり食べる人は無神経だと思われます。
皆に平等に食材が行き渡るよう、数の少ないものをある程度把握して、上手に食べるのがマナーです。
あまりに食い意地が張っていると、次から呼ばれなくなるかもしれません。
食材を適当に入れる
鍋には正しい作り方があるので、それを無視したやり方は好まれません。美味しいものを食べたい気持ちは皆同じですからね。
次のように、火の通りにくいものから順に入れていくのが、正しい鍋の作り方です。
- 鶏肉・魚・ミンチ
- 白菜・大根など
- きのこ類・豆腐
- 葉物野菜
- 牛肉・豚肉
この手順を忘れてしまった場合、「鍋の作り方わかる人〜?」と聞いてわかる人に任せてしまうのも手です。
お箸を正しく使えていますか?
鍋のNGマナーもそうですが、鍋を食べるときの箸づかいは大丈夫ですか?
箸にも10以上のNGマナーがあるため、使い方によっては周囲を不快な気持ちにさせることも。
ちょっとでも不安な方は、こちらの記事で1度チェックしてみてください。
>>お箸の正しいマナー|知らないと恥ずかしいNGマナーもチェック
まとめ
鍋のNGマナーは次の7つです。
- 直箸で取る
- 鍋をかき回す
- 汁を戻す
- 取り分けない
- 何も聞かずに取り分ける
- 好き勝手に取る
- 食材を適当に入れる
これらに気をつけて、楽しく鍋を食べましょう。