名刺交換の正しいマナー|やってはいけないNGマナーも
2017/10/14
相手に自分を知ってもらう、また良い印象を持ってもらうためには、名刺交換の正しいマナーは必ず必要です。
細かい決まりがあるので、知らないと失礼にあたることもあります。
ここでは、名刺交換の正しいマナーをご紹介しているので、参考にしてください。
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名刺交換はどちらが先?
名刺交換は、先に渡す側が決まっています。
主に3パターンあり、次のようになっています。
- 目下の者から
- 訪問先では訪問した側から
- 紹介の場合は、紹介される側から
基本は目下の者からですが、シーンによって変わります。
目上の方が先に出してきたら?
相手が目上の方なのに、先に名刺を出されることもあるかもしれません。
そんなときは、相手を待たせないよう先に受け取り、急いで自分の名刺を渡しましょう。
受け取る際は「ありがとうございます。お先にいただきます。」とひと言添えるのをお忘れなく。
名刺の正しい出し方
①名刺入れから出しておく
急な場合を除き、担当者、相手の方が来る前に名刺を名刺入れから出しておくのがマナーです。
しっかりと準備していたことをアピールしましょう。
②両手で持ち相手の方に向ける
名刺を渡すときは右手でしっかり持ち、左手を軽く添えます。
また、名刺の向きは相手が読みやすいように向けて渡すのが基本です。
③胸の高さで渡す
最後に、名刺を胸の高さまで上げて、相手に差し出します。
「はじめまして。○○社の△△です。よろしくお願い致します。」と挨拶を添えれば完了です。
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名刺の正しい受け取り方
①両手で受け取る
名刺を受け取るときは、卒業証書と同じように、右手で受けて左手を添えるように受け取ります。
失礼にならないよう、必ず両手で受け取ってください。
②名前を確認する
受け取ったら名前を確認するのがマナーです。名刺に目もくれないのは失礼なので要注意!
もし読み方がわからなければ、その場で尋ねましょう。
③机の上に並べる
名刺を受け取った後は、机の上、自分の右側に名刺を並べます。
相手が複数人いる場合は、相手の席順にして並べるのが正しい置き方です。
名刺をしまうのは、その場の打ち合わせなどが終了してからにしてください。
名刺交換でやってはいけないこと
名前の部分に指を乗せる
名刺交換の際に、相手の名前もしくは社名の部分に指を乗せてはいけません。
名刺の両端を持つようにし、必ず相手の名前、社名が確認できるように受け取ります。
また、受け取った名刺を胸の位置より下に下げるのも失礼にあたるので、丁寧に扱うよう意識しましょう。
よく見ずにしまう
急いでいたり、早く本題の話に進みたいからといって、名刺をすぐにしまうのは失礼です。
必ず相手の名前をよく確認し、しっかりと見ることが相手への礼儀です。
まとめ
名刺交換は、目下の者、訪問者、紹介された側から出すのがマナーです。
また、正しい出し方、受け取り方を間違えないようにし、スマートな名刺交換をこころがけましょう。