上司・先輩からの誘いを断るときのマナー
「上司から食事に誘われたけど、行きたくない。でも嫌われるのは嫌だ。。。」
こんなとき、マナーある断り方をすれば、相手を不快にさせずにすみます。
ここでは、上司・先輩からの誘いを断るときのマナーをご紹介しているので、参考にしてください。
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誘いを断るときのマナー
嘘をつかない
断るときの最低限なマナーとして、嘘だけはつかないようにしましょう。
「バレなければ大丈夫」と思うかもしれませんが、嘘はいつバレるかわかりません。
誘いを断り他の人と遊んでるところを、誘ってくれた人や、その人の周囲の人が偶然見かけることもあります。
そのように嘘がバレると、高確率で嫌われるでしょう。
かといって、理由を詳細に伝える必要もありません。
- その日は外せない用がございまして
- 家族との用がございまして
- 本日は体調が優れないのでご遠慮させていただきます
などなど、何となくわかる程度の理由で大丈夫です。
早めに断る
友達との約束をドタキャンされたら、いい気分はしませんよね?
上司や先輩からの誘いも同じで、無理なら無理とできるだけ早く教えてほしいものです。
誘われた当日、遅くても翌日には返事をした方がいいでしょう。
ニュアンスは「残念」
誘われるのが迷惑と思っていても、断るときのニュアンスは「本当は行きたいのに」と残念がるのがマナーです。
相手を嫌な気持ちにさせないうえに、断る側の印象も悪くなりづらいです。
「あ、その日行けません」のように、あたかも誘われるのが当然といった態度は、良く思われません。
誘われる回数は減るかもしれませんが、評判は悪くなるでしょう。
「行けたら行きます」はNG
その場しのぎにはなるものの、ハッキリしてないことで相手に迷惑をかけます。
もしその場で答えづらいなら、
と伝えてみてください。相手も待ってくれるはずです。
連絡はメール?電話?
直接面と向かって、もしくは電話で言われたのなら、同じように直接会うか電話で伝えます。
メールで誘われた場合は、メール・電話・直接のどれでもかまいません。
ただし、急用で当日断る場合は、直接か電話で伝える方が丁寧です。
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断るときの例文
先ほどのポイントを押さえたうえで、断るときの例文をご紹介したいと思います。
口頭で断る場合
先日はお誘いいただきありがとうございます。
スケジュールを確認したところ、残念ながらその日はどうしても外せない用事がございまして。。。
せっかくのお誘いなのに、申し訳ございません。
次の機会はぜひ参加させていただきますので、よろしくお願いします!
メールで断る場合
お疲れ様です。○○部の○○です。
先日は食事へお誘いいただきありがとうございます。
誠に残念なのですが、すでに別の予定が入っておりましたので、今回は不本意ながらご遠慮させていただきます。
せっかくお誘いいただいたのに申し訳ございません。
次回はぜひ参加させていただきますので、宜しくお願い致します。
連続して断る場合
お疲れ様です。○○部の○○です。
いつもお誘いいただきありがとうございます。
○日の予定を確認致しましたところ、どうしても外せない用事がございましたので、ご遠慮させていただきます。
前回に引き続きお断りすることとなり、大変心苦しい限りではございますが、どうぞご容赦ください。
次こそは参加させていただきますので、どうぞ宜しくお願い致します。
優先したい予定が入った場合は?
- 久しぶりに友達から連絡がきた
- 気になる異性から誘いがきた
こんなとき、職場の誘いを断ってでも、優先したくなる気持ちはわかります。
しかし、ビジネスマナー以前に人として、先約を守ることが大切です。
急な予定で許されるのは、親族の危篤、葬儀などに限ります。
もしそれ以外のことで先約を断るようであれば、二度誘われないどころか、評価もガタ落ちになるので注意してください。
数回に1回は付き合うとベター
いくら理由をつけて断ったとしても、数回続くうちに「あれ?嫌われてるのかな。。。」と思います。
なので、できれば3回に1回くらいは付き合うのがベターです。
また、本当にどうしようもない理由で続けて断ったなら、次は自分から誘ってみてください。
相手は安心するでしょうし、嬉しいはずです。
- 人から嫌われてたくない方
- 仕事を円滑に進めたい方
は、付き合いも仕事のうちと割り切って考えてみてはいかがですか?
まとめ
上司・先輩の誘いを断るときは、嘘をつかず早めに返事をしましょう。
また、「行けたら行きます」と濁さないようにして、残念がりながら伝えてください。
数回に1回は付き合うと、良好な関係を保てるはずです。