家族が危篤になったときの連絡マナー|例文あり
家族が危篤になったとき、最後にひと目会ってほしい方へ連絡をします。
しかし、誰に連絡すればいいのか、時間帯、何と伝えるかなど、わからないことも多いでしょう。
ここでは、家族が危篤になったときの連絡マナーをご紹介しているので、参考にしてください。
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どこまで連絡すればいい?
危篤の連絡をするのは、
- 本人から三親等までの親族
- 本人と親しい友人
- 本人と親しくしている会社関係の方
などが一般的です。
上記に当てはまらなくても、本人がどうしても会いたがっていた方がいれば、その方にも連絡してください。
また、いくら三親等以内の親族といえど、普段交流がないのであれば連絡する必要はありません。
「心から会いたいと思ってくれそうかどうか」
これを基準に考えてみてください。
ちなみに、本人を基準にした三親等は以下の通りです。
- 両親(1親等)
- 子ども(1親等)
- 祖父母(2親等)
- 兄弟姉妹(2親等)
- 孫(2親等)
- 曾祖父母(3親等)
- 曾孫(3親等)
- 叔父・叔母(3親等)
- 甥・姪(3親等)
遠方にいる方にも伝えるべき?
例え遠方でも、本人が会いたがっていたなら連絡すべきです。
「もし危なくなったら、○○さんを呼んでほしい」などと明確にお願いされていたら、すぐに連絡しましょう。
また、遠方からお越しいただく場合は、
- 宿泊施設
- 交通費
などの準備をしてあげると親切です。
時間が早朝・深夜の場合
危篤の連絡は急なものなので、早朝だろうと深夜だろうと失礼・迷惑にはなりません。
むしろ、連絡せず死に目に会えない方が失礼です。
とはいえ、寝ているときに起こすわけですから、連絡の際に「夜分遅くに大変申し訳ございません」などひと言添えるようにしましょう。
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何と連絡すればいい?
危篤の連絡をするときに大切なのは、手短に用件だけを伝えることです。
- 自分が誰か
- 誰が危篤なのか
- 危篤者のいる病院名・住所・電話番号
- 自分の連絡先
以上の4ポイントを事前に把握し、連絡していきましょう。
また、電話連絡が基本ですが、電話が通じないときはメールでもかまいません。
それらもあわせて、例文をご紹介したいと思います。
電話の例文(父の場合)
父が危篤ですので、ひと目会ってやっていただけないでしょうか?
病院は○○で、電話番号は○○です。
何か連絡がございましたら、私の携帯番号○○までお電話いただきますよう、宜しくお願い致します。
メールの例文(父の場合)
父が現在危篤となっています。
○○市の○○病院に入院しているのですが、ひと目会っていただければと思い、ご連絡させていただきました。
もしお会いいただければ、父も大変感謝すると思います。
○○病院の住所は○○で、○○病棟○階○号室におります。
もしご連絡をくださる場合は、私の携帯番号○○までお電話ください。宜しくお願い致します。
会社に連絡するタイミング
危篤の連絡を終えたら、会社に欠勤の連絡を忘れないようにしてください。
始業時間だと遅すぎるため、上司が起きているであろう時間帯、もしくは出社している時間帯を見計らって連絡します。
危篤時はバタバタするため、気が動転して忘れがちになるものです。
ただし、職場の人に迷惑をかけるわけにはいかないので、忘れないよう注意してくださいね。
まとめ
危篤の連絡をするときは、
- 自分が誰か
- 誰が危篤なのか
- 危篤者のいる病院名・住所・電話番号
- 自分の連絡先
の4つに要点をまとめ、親族、親しい友人などに連絡をしましょう。