祖父母へのプレゼントの選び方|敬老の日に知っておきたい基本マナー
2017/10/31
敬老の日に、おじいちゃん・おばあちゃんへ、日頃の感謝を込めてプレゼントを贈るのは素敵なことです。
ただ、初めての場合何を贈っていいのか迷う方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、敬老の日のプレゼントの選び方をご紹介するので、参考にしてください。
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喜ぶものなら大体OK
おじいちゃん、おばあちゃんからすると、孫からもらうプレゼントはどんなものでも嬉しいものです。
なので、基本的には喜んでもらえるものなら何でもかまいません。
- 好きなお酒
- 好きな食べ物
- 趣味の道具
- 旅行へ連れていく
- 自分で書いた絵
お金をかけずとも、心を込めて書いた手紙などでも十分プレゼントになります。
そのため、還暦祝いなら「赤いもの」、就職祝いなら「仕事で使うもの」のようなルールは、敬老の日には存在しません。
しかし、なるべく避けた方がいいプレゼントはいくつかあります。
避けるべきプレゼント
避けた方がいいのは、弔事や不幸を連想させるものです。
- ハンカチ:手巾(てぎれ)と書くので、縁切りを連想させる
- 櫛(クシ):「苦」や「死」を連想させる
- お茶・海苔:香典返しに使われるので弔事を連想させる
- 菊・椿:菊は弔事、椿は首から枯れ落ちるので死を連想させる
これらは敬老の日に限らず、お祝いでのプレゼントには向かないので、覚えておきましょう。
それと、商品券などの金券類は、孫からお金をもらっているような感覚を与えるので避けるのが好ましいです。
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敬老の日にピッタリの花がある
祖父母が無趣味で何をプレゼントしていいかわからない。。。
そんなときは、敬老の日に適した花の「リンドウ」と「ケイトウ」を贈るのがおすすめです。それぞれ敬老の日にピッタリの意味を持っています。
リンドウ
リンドウは、敬老の日の贈る定番の花です。
リンドウには、白寿という種類があり、「白寿=99歳」を指すことから、長生きしてほしいという意味が込められます。
また、昔は漢方として使われていたことから、健康と長寿を願う花ともされています。
ケイトウ
ケイトウは、イソップ童話の中で「長く色褪せない花」として登場することから、長寿をイメージさせる花として好まれます。
カラーが豊富で色鮮やかなので、いつまでも色褪せずに元気でいてほしいという願いを込めて贈りましょう。
熨斗はつけなくてはいけない?
愛する孫からのプレゼントなので、熨斗(のし)が無くても怒られることは稀でしょうけど、プレゼントのマナーとしてはつけるべきです。
お祝いなので、水引は紅白・蝶結びを選んでください。
表書きは、
- 御祝
- 敬寿
- 祝敬老の日
などを書くのが一般的ですが、孫からの贈り物ということで「いつもありがとう」とメッセージを書くこともあります。
まとめ
敬老の日のプレゼントは、ハンカチ、櫛、お茶などを避ければ、基本的に何を贈ってもいいです。
また、縁起のいい花である「リンドウ」と「ケイトウ」を贈るのもおすすめです。
水引と表書きに注意して、日頃の感謝をしっかり伝えましょう。