火葬場でのマナーを知らないと失礼なことに|待ち時間の過ごし方や服装など
告別式が終わり、故人と最後のお別れをする火葬場。
火葬が終わるまで1〜2時間ほど時間があるため、つい気が抜けてしまう方もいらっしゃいます。
しかし、火葬場での過ごし方を知らないと粗相してしまうことも。
ここでは、火葬場でのマナーについてご紹介しているので、参考にしてください。
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火葬場では基本的に静かに
火葬場では、とにかく静かに待つのが第一です。
理由は3つあります。
1つ目は、「わいわいとするような場所ではない」ということです。これに関しては言うまでもないと思います。
2つ目は、「遺族の気持ちを考えなければならない」からです。
つい先ほど火葬のボタンを押し、悲しみに暮れている遺族へ配慮すれば、あまり大声で話しなどはできないでしょう。
3つ目は、「他の利用者もいるかもしれない」ということです。
火葬場は複数で利用することがあるので、他の方達がいるかもしれません。周囲に気を配りできる余裕が大切です。
服装も乱してはいけない
静かにするのは当たり前ですが、服装の乱れもダメです。
火葬が始まっても葬儀は終わりではないため、ネクタイを緩めることなどがないようにしましょう。
ただし、夏場などで暑い場合は、上着を少し脱いでおくくらいは許されるでしょう。
御骨拾いもしめやかに
火葬が終わると、いよいよ御骨拾いに移ります。
御骨拾いは、1人1人がお箸で骨を拾っていくため、終わるまで少し時間がかかります。
この間も、先に終わったからといって雑談などせず、静かに待つのがマナーです。
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親族ではないけれど火葬に参列してもいい?
火葬には、基本的に親族もしくはよほど深い付き合いのあった方しか参列しません。
なので、参列したいのに声をかけられなかったらツライかと思います。
そんなときは、自分から遺族に「火葬に参列させていただきたいのですが」と声をかけてみてください。
よほどのことがない限りは断られないと思います。
火葬場へ直接駆けつけてもいい?
遠方にいる方の中には、通夜や葬儀に間に合わない方もいらっしゃるかもしれません。
その場合、直接火葬場へ駆けつけ参列する方法もあります。御骨拾いまで終えてから、葬儀場へ戻ったとしても失礼ではありません。
ただし、火葬場で香典を渡すため、必ず袱紗と香典だけは忘れないようにしましょう。
葬儀場に残るという選択肢もあり
最近は、告別式の日に初七日までまとめてやることが多いです。
その場合、初七日の食事会の用意などがあるため、葬儀場でやることが少しあります。それを手伝うために残るという選択肢もありです。
人手に困っているようであれば、自分から申し出てあげてみてください。
まとめ
火葬場では静かにし、周囲に気を使うことが大切です。
お通夜、葬儀、香典などのマナーもあわせて確認したい方は、次の記事も参考にどうぞ。