意外と知らない傘の使い方マナー!開き方・閉じ方・持ち方など
傘には、正しい使い方のマナーがあります。
- 開閉の仕方
- 持ち方
- すれ違うとき
などなど、知らないと相手に迷惑をかけてしまうものや、中には危険なものもあります。
ここでは、傘に関するマナーをご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
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傘の開閉は斜め下向きが基本
傘を開閉するときは、どちらも下向きで行うのがマナーです。
理由は、上げたままの状態だと、傘の骨先が顔などに当たる可能性があっるからです。
また、上向きに開いてしまうと、その勢いで水が飛んでしまい、周囲の人に迷惑をかけることもあります。
なので、傘を開くときはまず斜め下向きで半分ほど開き、そのあとゆっくり上へ向かって開きましょう。
閉じるときにバサバサと振らない
傘の水滴を落とすため、閉じる前にクルクル回したり、バサバサと振っていませんか?あの行動も実はマナー違反です。
水がかなり周囲に飛び散るため、人に迷惑をかける可能性が高く、さらに自分自身も濡れる可能性があります。
正しい傘の閉じ方は、まず傘を1度閉じて骨先を握ります。
その後、上下に数回振りながら傘の水滴を落とすのが、正しいやり方です。
持ち歩くときは垂直に
意外と多いのが、傘を持ち歩くときに危険な持ち方をしている人です。
傘の持ち手ではなく胴体を持ち、傘の先が後ろ向きになっている方は注意してください。
なぜなら、後ろ向きで持つと、後ろの方に当ててケガをさせる可能性があるからです。
また、傘の先が子供の顔の高さにもなるのでとても危険です。
さらに、階段を登るときも後ろの人の顔の高さになるため、最悪大ケガをさせることもあります。
そうならないためにも、傘は必ず地面に対して垂直に持つようにしましょう。
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歩くときは譲り合いが大切
傘をさしている人同士がすれ違うときは、傘の先を相手の反対側へ傾けるのもマナーです。
まっすぐの状態だと、傘同士をぶつけてしまったり、相手を濡らしてしまいかねません。
ほんの少しの気遣いですが、忘れずに行いましょう。
持ち込むときはしっかり水を落とす
建物の中や公共交通機関などに傘を持ち込むときは、しっかりと水を落としてから入ってください。
これができていないと、雨の水で床が滑りやすくなり、他の利用者に迷惑がかかります。
入り口に、傘用のビニール袋があればぜひ利用しましょう。
もしなければ、傘の先から水が滴らなくなるまで待ち、それから利用するととても親切・丁寧です。
自転車の傘さし運転はダメ!
雨の日に自転車に乗るとき、傘をさしている人を見かけますが、これはマナー違反というより、交通違反です。
危険なのでやめましょう。
ビジネスの場にはビニール傘以外を
傘の使い方に関するマナーではありませんが、ビジネス用にはしっかりした傘を使うのがおすすめです。
ビニール傘は、「雨が降ったので急いでコンビニで買った=天気予報を確認していない」など考える方がいらっしゃるかもしれません。
そこでしっかりした傘を持ってれば、天気予報を見て事前に準備していたと思われる可能性は高いです。
ビニール傘が決してマナー違反なわけではありませんが、しっかりした傘を持っていると良い印象を与えることもあるのでぜひ。
まとめ
ただが傘の使い方ですが、間違えると迷惑ですし、危険性もあります。
これらのマナーを守って、雨の日でも嫌な気持ちにならないようスマートな使い方をしましょう。