イタリアンのコース内容やアラカルトの注文マナー|イタリアン用語も
2017/10/14
イタリアンレストランへ初めて行くときってドキドキしますよね?
どんな内容なのか、どうやって注文したらいいのか、わからない言葉が出て来たらどうしようなど、色々不安もあると思います。
ここでは、イタリアンのコース内容やアラカルトの注文マナーをご紹介しているので、参考にしてくださいね。
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イタリアンのフルコース内容
イタリアンのフルコースは、主に7パートに分かれて出て来ます。
最初から最後まで順番に沿ってご紹介していきますね。
①突き出し
まず最初に出てくるのが、突き出しです。「アミューズ」とも呼ばれています。
前菜の前に登場するもので、食前酒と一緒にいただくのがマナーです。主に口あたりの軽いものが登場します。
②前菜
突き出しの次は「前菜」です。
一般的に彩りの美しい料理が多く、鮮やかなパプリカをあしらったものや、トマトとモッツァレラなどがよく登場します。
ワインを飲む方は、ここからワインと一緒に料理をいただいていきます。
③パスタ
前菜が終わると、パスタが登場します。
メインの1皿目にあたる料理で、パスタを出すお店が多いですが、中にはスープやリゾット、ニョッキなどを出すお店もあります。
パスタやリゾットはフォーク、スープはスプーンを使っていただきましょう。
パスタはすすらず、スープも音を立てないように飲むのがマナーです。
ちなみに、スプーンを使ってパスタを巻くのは「お子様の行為」とされています。大人がやると恥ずかしいのでご注意を。
④メイン料理
コースのメインは、主に肉料理か魚料理、もしくはその両方が登場します。
どちらもナイフとフォークを使って食べるのがマナーで、骨つきの魚はひっくり返さないように食べましょう。
ただし、骨つき肉に関しては手を使って食べてもOK!
また、メイン料理を食べるときに「ヴェルドゥーラ」という、付け合わせの野菜が別で運ばれてくることもあります。
⑤チーズ
デザートの前に、メイン料理の余韻を楽しむためチーズを食べます。
選ばせてくれるお店も多いので、好きなものを数種類選んでください。ワインと一緒に、優雅にいただきましょう。
⑥デザート
デザートには、
- ティラミス
- ジェラート
- パンナコッタ
など、イタリアならではのデザートが多いです。
ケーキ類やフルーツ類は、ナイフとフォークを使って食べますが、アイスはスプーンで食べてかまいません。
食べるときは、ひと口サイズに分けて食べてください。
⑦コーヒー
コーヒーが出て来たら、いよいよコース料理の最後です。
ここで量の多いカプチーノを頼むと「お腹が満たされなかった」という意味になるので、エスプレッソを頼むのがマナーです。
お店によっては、ちょっとしたお菓子が一緒に出てくることもあります。
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パンを食べるタイミングとマナー
パンはお店によって出すタイミングが異なり、突き出しの前、スープの後などに出てきます。
このパンを食べるタイミングですが、前菜が来てから、デザートが来るまでを目安に食べましょう。
パンには「口直し」の意味もあるので、料理の後に食べるとスマートです。
また、食べるときは直接かぶりつかず、ひと口サイズにちぎってから食べるのがマナーです。
オリーブオイルやバルサミコと一緒に出されたら、お好みでつけるのも◎。
アラカルトでオーダーするときは?
コースとは違い、単品で注文することを「アラカルト」といいます。
コース料理だと食べきれない方、好きなものだけを食べたい方は、アラカルトで注文するのがおすすめです。
細かいルールはありませんが、前菜とメイン料理の2つは注文しましょう。
前菜とパスタを食べ、それから胃袋に余裕があれば、メインをオーダーするのもありです。デザートは必ず最後に注文してください。
覚えておきたいイタリアン用語
イタリアンで、最低限覚えておきたい用語をピックアップしました。
覚えておけば、メニュー表を見るときや、ウェイターさんとの会話で困らないかもしれません。
アンティパスト
「前菜」のことです。
プリモ・ピアット
「第1の皿」を指します。コースだと、パスタやリゾットなどのお皿です。
セコンド・ピアット
「第2の皿」を指します。お肉やお魚などメイン料理のことです。
ドルチェ
「デザート」です。
パスタ類
- ロングパスタ:フォークで巻ける長さのパスタ
- ショートパスタ:ペンネやフリッジなど、短いパスタ
- ラビオリ:肉や野菜を包んだパスタ
- ニョッキ:コロッとした見た目の、ジャガイモと小麦粉を合わせたパスタ
リゾット
日本でいうところの「お粥」にあたる料理です。パルメザンチーズやイカ墨での味付けが王道。
バーニャカウダ
生野菜を、特製の熱いソースにつけて食べる料理です。
ソースは、アンチョビ、オリーブ、ニンニク、チーズなどをブレンドした、深い味わいが特徴です。
パンチェッタ
豚バラ肉を塩漬けにし、その後乾燥させたものです。
パスタやスープの味付けに使ったり、薄切りにして生ハムのように食べることもあります。
まとめ
以上がイタリアンのフルコース内容やアラカルトの注文マナーです。
フレンチとは似ているようで少し異なるため、それぞれに合わせた知識をつけておきましょう。