すぐわかる一周忌の参列マナー|服装・香典・食事会など
一周忌に親族として、または友人・知人として参列するとき、一体どのような服装で参列し、いくら香典を包めばいいのでしょうか?
ここでは、一周忌の参列マナーについてご紹介しているので、参考にしてください。
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一周忌の参列マナー
服装は喪服
一周忌に参列するときは、親族、知人、友人など続柄に関係なく喪服を着るのがマナーです。
学生さんなら、喪服の代わりに制服を着ます。
法事では、三回忌までは喪服で参列するという決まりがあるので、それに従った形になります。
喪服を持っていない場合は、男性ならブラックスーツ・白のワイシャツ・黒のネクタイで参列するようにしましょう。
女性は、黒のワンピースを着て参列してください。
香典は3,000〜50,000円
香典は、故人との続柄によって次のように相場が分かれています。
- 兄弟:10,000〜50,000円
- 親族:10,000円
- 知人・友人:3,000〜5,000円
また、不祝儀袋や水引に関しては、葬儀などの香典マナーと変わりません。
- 新札は使わない
- 水引は黒白・結び切り
- 袱紗に包む
などの基本マナーを守れば大丈夫です。
ただし、葬儀の香典と違って、表書きは薄墨(グレー)ではなく黒墨(黒)で書く点だけはお間違えなく。薄墨で書くと失礼にあたります。
食事会でハメを外しすぎない
一周忌が終わると、皆で食事をすることがあります。
故人が亡くなって1年経つため、遺族や関係者も悲しみから立ち直っていますし、お酒が入るため少し明るくもなると思います。
ただし、ハメを外してはいけません。
故人を偲ぶ・供養するための場なので、飲み会と混同しないように気をつけましょう。
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もし呼ばれなかった場合は?
一周忌の知らせが来なくても、故人を供養したいときありますよね?
そんなときは、喪主へ参列させてもらえないか尋ねてみても良いでしょう。尋ねることは失礼ではありません。
ただし、相手にも都合がありますから、断られた場合はムリを言わずに受け止めるのもマナーです。
その場合、お悔やみの手紙と香典を送ると良いでしょう。
法事はいつまで続く?
一周忌が終わった後も、法事はまだまだ控えています。
次は三回忌、その次は七回忌が行われ、三回忌までは喪服を着るなど、いくつかマナーがあります。
もし法事・法要について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にどうぞ。
まとめ
一周忌の参列マナーは次のとおりです。
- 喪服で参列する
- 香典は3,000〜50,000を包む
- 食事会ではハメを外さない
知らせを受けていないけれど参列したい場合は、1度喪主に聞いてみてください。
断られた場合は、お悔やみの手紙と香典を送って供養しましょう。