お供え物やお布施など初盆に必要なものをチェック
初盆を迎えるにあたって、事前に用意しなければならないものがたくさんあります。
お供え物はもちろん、精霊馬のような聞きなれないものもあるので、初盆を準備する側のマナーとして知っておくべきです。
ここでは、初盆に必要なものをご紹介しているので、チェック用として参考にしてください。
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初盆で用意するもの
初盆で用意するものは、主に次の5つです。
- お供え物
- 精霊棚
- 精霊馬
- 盆提灯
- お布施
これらはそれぞれに役割があり、初盆ならではのものばかりなので、慣れない方にはチンプンカンプンだと思います。
なのでそれぞれについて、もう少し詳しくご紹介していきたいと思います。
お供え物は何を用意すればいい?
初盆のお供え物に欠かせないのが「団子」です。
お盆に帰ってきているご先祖様にささげるもので、期間中は毎日仏壇へ捧げるのがマナーです。
- 8月13日:お迎え団子
- 8月14〜15日:お供え団子
- 8月16日:送り団子
全て白い団子を用意しましょう。
また、団子の他に故人の好物も捧げます。お酒やお菓子など、好んでいた食べ物を準備しましょう。
精霊棚とは?
精霊棚(しょうりょうだな)は、お供え物を飾る棚です。
仏具店で購入もできますが、小さなテーブルを用意して、その上にお供え物を置くなどしてもかまいません。
精霊馬とは?
精霊馬は、先祖が帰ってくるときと、戻るときに乗るための乗り物です。
- きゅうり:帰ってくるとき用。馬。
- なすび:戻るとき用。牛。
帰ってくるときは馬で早く、戻るときは牛でゆっくりと戻っていくという意味があります。きゅうりとなす、それぞれに割り箸を刺せば完成です。
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盆提灯
盆提灯は、先祖が迷わず帰ってくるための目印の役目を果たすものです。
色々な形や大きさがあり、親族から贈られたり、代金をいただくことが多いです。初盆が終わったら、燃やして供養してもらいます。
お布施はいくら必要?
初盆におけるお布施の相場は、30,000〜50,000円です。
また、家へ来てもらいお経をあげてもらう場合は、別に「お車代」を渡すのが一般的です。
お車代の相場は、5,000〜10,000円。
なので、家へ来てもらう場合は最大60,000円近くかかることになります。
この辺に関しては明確な基準がないため、家族や近しい親族に相談して決めてもいいかもしれません。
お坊さんへの連絡は早めに
初盆はお坊さんが忙しくなるため、早めにお願いの電話をすることをおすすめします。
早いに越したことはないので、1ヶ月以上前には連絡しておいた方がいいでしょう。
ギリギリだと、都合がつかず断られることもあるので注意してくださいね。
まとめ
初盆に準備するものは、次のとおりです。
- お供え物
- 精霊棚
- 精霊馬
- 盆提灯
- お布施(30,000〜50,000円)
それぞれに意味があるので、初盆を迎えるための最低限のマナーとして知っておきましょう。