ゴルフの基本的なマナー|服装・プレー・クラブハウスなど
「ゴルフは紳士のスポーツ」といわれるように、ゴルフには様々なマナーが存在します。
なので、マナーを知らないと接待で大恥をかくことも。
ここでは、ゴルフに関する基本的なマナーをご紹介しているので、ゴルフ初心者の方は参考にどうぞ。
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服装に関するマナー
ゴルフ場へ入るときのドレスコード
高級レストランと同じように、ゴルフ場へ入る際にもドレスコードがあります。
男性の主なドレスコードは、
- 襟付きシャツ
- ジャケット
- ロングパンツ(チノパン等)
- フォーマルシューズ
対する女性は、明確なドレスコードがありません。(女性がゴルフを始めてから歴史が浅いため)
ですが、男性と似たような、
- 襟付きシャツ
- ジャケット
- ロングパンツ(もしくは短すぎないスカート)
- ヒールのあるパンプス
これらの服装をするのが一般的です。
逆にダメな服装の例としては、
- ゴルフウェア
- タンクトップ
- ジーンズ
- ジャージ
- 露出の多い服装
- サンダル
などなど、このような服装はマナー違反です。
格式の高いゴルフ場になると、入ることすらできなくなるのでご注意ください。
プレイするときの服装
ラウンドを回るときは、ゴルフウェアを着ます。
ゴルフウェアは、スポーツ用品店やゴルフショップで手に入れることができます。
どんな服装でプレイすれば良いかわからない方は、ショップで揃えるのが無難です。
男女ともに注意すべきポイントは大きく3つで、
- 肌を露出しすぎない(ホットパンツ・超ミニスカート)
- 裾を出さない
- ゴルフシューズを履く
これらを守るようにしてください。
夏場は汗をかきますが、首にタオルを巻いたままのプレイもNGです。必ず汗を拭いたらバッグに戻しましょう。
プレイに関するマナー
打つときはスムーズに
ゴルフのハーフ(9ホール)は、約2時間を目安に回ります。
また、後から回ってくる別の組に迷惑をかけないためにも、スムーズにプレイするのが基本です。
そのため、打つときにグダグダしてはいけません。
- 素振りは2〜3回
- クラブはあらかじめ決めておく
- 打つ体勢に入ったらスマートに打つ
以上の3点に注意してプレイしましょう。
次へ行くときはクラブを2〜3本持って行く
自分のボールを追いかけていくときは、使いそうなクラブを2〜3本持って行くのもマナーです。
ボールの場所についてから確かめると時間がかかるため、あまりスマートとはいえません。
初めてでよくわからないときは、キャディさんに相談してみましょう。
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打つ人から離れる
一緒にプレイしている人が打つときは、近くにいてはいけません。
「危ない」のも1つの理由ですが、本人が集中してプレイするための気遣いでもあります。
そのため、打つ構え(アドレス)に入ったら会話を止め、静かに見守るようにしましょう。
お互いにベストを尽くせるよう、紳士・淑女な振る舞いを心がけてください。
ナイスショット・ファーを言う
良いときは「ナイスショット!」と声をかけるのも、ゴルフのマナーです。
また、隣のホールへ飛んだり、先にプレイしている人のところへ飛んだときは「ファー」と声をかけます。
この掛け声には「ボールが行きました、危険です」と知らせる役割があります。
最初は恥ずかしいかもしれませんが、気持ちよく・安全にプレイする必要なことなので頑張って言いましょう。
グリーンではグリーンフォークを使おう
ホールの最後に待っているグリーンは、沈みやすくなっています。
そのため、ボールが着地してヘコむこともしばしば。そんな状態だと他の人のボールコースを邪魔してしまうかもしれませんよね?
そこで使うのが「グリーンフォーク」という、フォーク状の道具です。
このグリーンフォークは、地面をほぐし引き上げるために使います。
ゴルフ場でもらえることもありますが、念のため1本持っておくといいでしょう。
バンカーに入れてしまったら?
バンカーに入ったら最初に注意するのが、自分がバンカーへ入る位置です。
必ずバンカーの低くて平らなところからバンカーへ入ってください。
高いところから入ってはいけない理由は、コースを傷つける可能性があるからです。
また、バンカーで打ち終えた後は、「レーキ」と呼ばれる道具で整地するのもマナーです。
バンカーの近くにあるので、これまで忘れないようにしてください。
クラブハウスでのマナー
クラブハウスとは、受付や休憩所、レストランがある施設です。
プレイの途中で昼食をとるとき、プレイ終わりに休憩するときなどに利用するのですが、ここでもマナーがあります。
主に以下の4つに注意しましょう。
- 入るときはシューズの泥を落とす
- クラブハウス内ではキャップ・バイザーをとる
- サングラスを外す
- 携帯電話で喋らない(指定の場所のみ)
キャップやサングラスは意外と忘れがちなので、より注意してください。
こんなプレイヤーは嫌われる
プレイや利用に関するマナー違反ではありませんが、嫌われるプレイヤーの特徴もご紹介したいと思います。
遅刻・ギリギリに到着する
暗黙の了解として、1時間前にはゴルフ場に到着するように行動します。
それから受付を済ませ、10分前にはスタート位置につくのが一般的な流れです。
そのため、時間ギリギリや遅刻する人はかなり嫌われます。
他の人に迷惑をかけないためにも、余裕のある行動を心がけましょう。
邪魔をする
友達をプレイする際、ちょっとおどけて邪魔をしたくなるかもしれませんが、ダメです。
友達は何も言わないかもしれませんが、他のプレイヤーを不快にさせることがあります。
また、進行を遅くすることにもなるので、例え友達とプレイしてもマナーは守ってください。
うるさい
お昼にお酒をはさみ、気分が良くなってうるさくなる方がいます。
楽しくプレイするのは良いことですが、他の人への迷惑になるので、注意してください。
まとめ
少々細かなマナーもありますが、これらを守ることで皆が気持ちよくプレイできます。
ゴルフの技術も大切ですが、同じくらいマナーも大切なので、しっかり覚えてからプレイに臨みましょう。