エレベーターでのビジネスマナー|乗り降りの順番や上座など
2017/10/14
会社のエレベーターで上司や取引先の方とバッタリ!そんなとき、
- どちらから先に乗ればいいの?
- 上座はどこ?
など、迷っているようではいけません。
ここでは、エレベーターでのビジネスマナーをご紹介しているので、参考にしてください。
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乗る順番はシチュエーションで変わる
エレベーターの乗り降りする順番ですが、シチュエーションによって自分が先か後かが変わります。
中に人がいた場合、いなかった場合で、それぞれどのように対応するかは次のとおりです。
中に誰もいなかった場合
ドアが開いて中に誰もいなかった場合は、自分が先に乗ります。
先に乗ってエレベーターの操作パネル前に立ち、「開くボタン」を押しながら扉を手で押さえつつ、「どうぞ」と案内するのがマナーです。
とはいえ、何も言わずに先にポーンと乗るのは無愛想なので、「お先に失礼します」とひと言かけながら乗りましょう。
中に誰かいた場合
ドアが開いて中に誰かいた場合は、目上の方、お客様から先に乗ってもらいます。
エレベーターのドアが閉まらないように、ホール側のボタンを押しつつ、目上の方、お客様が乗るのを待ちます。
乗ったのを確認したら、操作パネルの前に立てばOKです。
もし操作パネルの前に先客がいたら、無理に行くことはありません。行き先の階を押すか、伝えて押してもらいます。
他の方への気配りも大切
もしエレベーターパネルの前に立ったら、目上の方やお客様以外の方への気配りも大切です。
後から乗って来る方には、「何階ですか?」と自分から声をかけてあげるのが大人のマナーです。
こういうさりげない気配りも、他の方は見ているので忘れないようにしましょう。
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降りるときは自分が最後
乗るときは違い、降りるときは目上の方やお客様が先です。
エレベーターの「開くボタン」を押しながら、ドアを手で押さえつつ、上司やお客様が降りたのを確認してください。
あとは、皆が降りたのを確認して、自分が最後に降りれば完璧です。
上座はどこ?
エレベーターの中は、操作パネル前が下座、一番奥が上座です。
例えば、4人で乗るなら次のような立ち方になります。
- 操作パネル:1番下の人
- 操作パネル横:2番目に下の人
- 操作パネル対角線:3番目に下の人
- 操作パネル真後ろ:1番上の人
上座に先客がいた場合は?
エレベーターの上座に先客がいる場合は、無理にそこへ行ってもらう必要はありません。
目上の方やお客様も立派な社会人なので、エレベーターでのマナーくらい心得ているはずです。
自分から空いている上座へ移動するはずなので、特に何もしなくて大丈夫です。
まとめ
エレベーターは、中には先客がいなければ自分が先に乗り、先客が入れば目上の方から乗ってもらうのがマナーです。
上座・下座があるので、立ち位置にも気を配りながら失礼にならないよう振舞いましょう。