クッション言葉はビジネストークの基本マナー|使用例もあわせてチェック
2017/10/14
断りたいとき、お願いをしたいときに相手を不快にさせないよう挟む「クッション言葉」は、大人なら身につけておきたいスキルの1つです。
正しく使えば、上司や取引先とも良好な関係を築くサポートだってしてくれます。
ここでは、そんなクッション言葉の使い方をご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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断るときのクッション言葉
仕事の依頼や、何か物をいただくときなど、とても断りづらい場面で使うのが断りのクッション言葉です。
ただ「断らさせていただきます」というと、相手にぶっきらぼうな印象を与えてしまいます。
そうならないために、断る前に次の言葉を付け加えましょう。
- お気持ちはありがたいのですが
- 申し上げにくいのですが
- 身に余るお言葉ですが
- 失礼とは存じますが
- 大変恐縮ですが
- せっかくですが
- 残念ながら
これらの言葉を最初に言うことで、相手の嫌な気持ちを軽減することができます。使用例は次のとおりです。
お願い事をするときのクッション言葉
お願いするときも、いきなり「○○をお願いします」という言うのではなく、次のようなクッション言葉を挟むことで印象が柔らかくなります。
- ご都合のよいときで結構なので
- 申し訳ございませんが
- 勝手申し上げますが
- お差し支えなければ
- 恐れ入りますが
- よろしければ
- お手数ですが
これらを利用してお願いをすると、
などのような言い回しになります。これだけで本来通りづらいお願いが通ることもあるので、ぜひ使用してみてください。
反論するときのクッション言葉
目上の方や、取引先の方に反論するときに役立つのが、反論の衝撃をやわらげてくれる次のクッション言葉です。
- 確かにそのとおりでございますが
- おっしゃることはわかりますが
- ご意見なるほどと思いますが
- 差し出がましいようですが
- 失礼とは存じますが
これらの使い方は、次のとおりです。
これらのクッション言葉を使うと、反論ではあるものの言葉に敬意を感じるため、相手が不快感を感じにくくなります。
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確認するときのクッション言葉
相手に確認をとりたいときのクッション言葉は、主に次の3つを使いましょう。
- 大変恐縮ですが
- お手数ですが
- 失礼ですが
例文にすると、次のような文になります。
何度もお願いするときのクッション言葉
何度もミスをした、こちらの不手際でまたお願いをしなければならなくなった、そんな気を使うシーンでのクッション言葉もあります。
- たびたびお手数をおかけしますが
- 重ね重ね申し訳ございませんが
これらの言葉を使ってお願いをすれば、
このようになり、とても低姿勢なのが伝わります。ミスをしやすい方は、ぜひ覚えておきましょう。
まとめ
断り、お願い、反論、確認、何度もお願いするときのクッション言葉、上記のとおりです。
このクッション言葉があるのと無いのでは、相手の受けとり方にも大きく差が出るので、ぜひビジネスシーンで活かしてください。
もちろんクッション言葉以前に、きちんとした敬語を使えていることが大前提です。自信の無い方は、こちらの記事も参考にどうぞ。