弔問のマナー|駆けつけるタイミングや服装など
2017/10/14
ここでは、急な訃報を受けた際の弔問マナーをご紹介しています。
前半はタイミング・服装・必要なものなどをまとめているので、急ぎの方はそちらをご確認ください。
また、後半では故人と対面するときのマナーや弔問できない場合の対応をご紹介しているので、お時間のある方は参考にどうぞ。
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弔問のマナー5つ
訪問のタイミングは知らせを受けてすぐ
臨終の知らせを受けた場合、できるだけ早く駆けつけるのが弔問のマナーです。
臨終の知らせを受けるということは、家族や親戚、もしくは家族同様の付き合いがある方だと思います。
そんな方は、少しでも早く訪れてご家族を気遣い、故人との対面を果たしましょう。
服装は喪服ではなく平服
訃報は急なものなので、喪服ではなく平服で訪れます。
仕事帰りならスーツやワンピースなど仕事着のままで構いません。その際は、ネクタイを地味なものへ変えたり、アクセサリー類は外しておきましょう。
自宅からの場合は、ダークスーツやチノパン&シャツ、黒めのワンピース等であれば問題ありません。
持参するものは特になし
弔問には、何も持っていく必要はありません。
香典はお通夜や葬式に参列するときですし、お菓子やお花なども持参しないようにしましょう。
お悔やみの言葉をかける
弔問するときは、ご遺族へのお悔やみの言葉を忘れてはいけません。
事故などで急に亡くなった場合は、
また、以前から闘病していた方が亡くなった場合は、
などの言葉をかけるのがマナーです。
玄関先で失礼する
ご遺族の方は、葬儀の準備などでとても忙しいです。
なので、できるだけ家には上がらずに、玄関先でお悔やみの言葉をかけて帰るようにましょう。
もちろん、故人に会ってあげてくださいと言われれば、ご遺族の方に感謝して対面してあげてください。
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故人との対面におけるマナー
故人との対面には、次の手順に沿って行います。
その①
故人の枕元に正座し、両手を床についたまま一礼します。
その②
遺族の方が、個人の顔にかけてある布(白布)をとったら、個人の顔を軽く見つめます。
このとき、遺体には触れてはいけません。
その③
合掌をしながら祈り、一礼します。
その④
膝をついたまま少し後ろに下がり、遺族の方へ一礼してからその場を離れてください。
行けない場合は?
臨終の知らせを受けても、出張中や遠方に住んでいる場合はすぐにかけつけれません。
そんなときは「弔電(ちょうでん)」を送るのがマナーです。
弔電とはお悔やみの気持ちを表すもので、電話会社や電報を取り扱う会社に依頼すると対応してもらえます。
料金は1,000円あたりから用意されているので、ご自身の予算にあったものを選んでください。
- お通夜・葬儀の日時
- 相手、もしくは葬祭場の住所
- 喪主の名前
- 喪主と故人の続柄
などが必要なので、事前に把握しておくとスムーズに行うことができます。
その後、香典にお悔やみの言葉を添えて、初七日までに送るのが弔問・参列できない場合の対応です。
まとめ
臨終の知らせを受けてすぐの弔問では、平服でなるだけ早く駆けつけ、お悔やみの言葉をかけるのがマナーです。
また、故人との対面を頼まれた場合は、正しい手順で行うようにしてください。
お通夜や葬儀に関する記事もございますので、よろしければ参考にどうぞ。