会社の忘年会に参加する際のマナー6つ|服装やお酌について
「入社して初めての忘年会なので、どんなことに注意すればいいのかわからない。。。」
そんな方のために、忘年会の基本マナーをまとめました。
服装、お酌、態度などなど、初めて参加する方が気になるであろうことをご紹介しているので、参考にしてください。
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会社の忘年会における6つのマナー
必ず参加する
- 人付き合いが苦手だから行きたくない
- 自分は主役じゃないから居なくてもいいのでは?
など、忘年会に参加したくない方もいらっしゃると思います。
ですが、よほどの体調不良などでない限り参加するのが、社会人としてのマナーであり、人付き合いの基本です。
1年間をお互いに労うイベントなので、皆が主役と言っても過言ではありません。
それに忘年会はそこまでかしこまった場ではないため、そこまで気疲れしないと思います。
10分前にはお店に到着しておく
約束の10分前には、お店に着いているのがマナーです。
先輩や上司が揃ってから、遅れて若手が入ってくるなんて、あまり良いとは言えませんよね?
なので、まだ皆が揃わない時間帯に着くよう行動しましょう。
20〜30分前に着いてしまうと、お店の方にも迷惑をかけるので、前もって交通機関のシミュレーションをしておくのもおすすめです。
お酌をして回る
忘年会がスタートしたら、頃合いをみてお酌をしてまわりましょう。
お酌は、1番目上の方から尋ねていくのがマナーなので、必ずその会で1番偉い人から行くようにしてください。
このとき、少しくらいの会話は必要なので、
など、何か関わりのあった話しから切り出せるとスマートです。
くれぐれも「どうぞ」とだけ言って、その後沈黙にならないよう注意しましょう。
お酒の注文などは率先して行う
皆のグラスの残量を確認しながら、新しいお酒の注文などをとりましょう。
基本的には幹事が気を配っていますが、幹事のサポートをするのも新人・若手の役目です。
ましてや、言われる前に率先して動けば「お、コイツは気配りができるな!」と高評価につながる可能性もあります。
お酒の注文だけでなく、料理の取り分けなどもスマートにこなせると尚良しです。
場所に合わせた服装で参加する
仕事の後に忘年会なら、そのままスーツや仕事着で行けばいいでしょうけど、偶然休みの日だったら迷いますよね?
その場合は、忘年会の場所で決めるといいでしょう。
- ホテル内の会場:男性はスーツスタイル / 女性はワンピーススタイル
- 居酒屋:チノパン、襟付きシャツ、ワンピースなど
ホテル内だとドレスコードを設けていることがあるので、スーツやワンピースが無難です。
それとは逆に、居酒屋のような空間なら、派手じゃない私服であれば大丈夫でしょう。
無礼講だけど礼儀は大事
「無礼講=上下関係なく楽しもう」という意味ですが、この言葉を鵜呑みにしてはいけません。
無礼講だからと言われて、先輩や上司に馴れ馴れしく接すると、おそらく怒られます。
この場合の無礼講は、「今日くらい仕事の堅苦しい話は抜きにして、お酒・料理・雑談を楽しもう」というニュアンスです。
たとえ仲良くなりたくても、距離の縮め方に注意してください。
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こんなときどうする?
一発芸をしてと無茶ぶりされた
忘年会が盛り上がってきて、急に先輩や上司から「何かやって」と無茶ぶりがあるかもしれません。
こんなとき、何かできるのであれば積極的にやった方がいいでしょう。
「パワハラです」や「やる意味がわかりません」という人と、スベりながらも一生懸命やる人、どちらの方が可愛がられるかは明白です。
忘年会までにモノマネでも練習してみてはいかがですか?
お酒が飲めない
お酒が飲めない方は、無理して飲まなくても大丈夫です。
注がれる前に「お酒が全く飲めないので、申し訳有りません」と断りましょう。
ただし、お酒を注がれてしまった場合は、グラスに口先をちょんとつけてから置くのがマナーです。
二次会に誘われた
二次会にはできるだけ参加することをおすすめします。
不参加でも文句は言われないでしょうが、参加すれば「付き合いが良い」というプラスの印象を与えられるかもしれません。
それに、親密度が上がることで、今後の仕事がやりやすくなる可能性もあります。
三次会以降は、体力に余裕があれば参加、ムリなら帰りましょう。次の日が仕事なら、支障をきたさないよう注意してください。
新人・若手は幹事の動きをよく見ておこう
これはマナーというよりアドバイスなのですが、幹事の動きをよく見ておくことをおすすめします。
いくら新人といえど、翌年には幹事を任せられることも珍しくありません。
そのときに、前幹事にアレコレ聞くよりも、ある程度知っていた方がスマートです。
- どのように司会・進行しているか
- 寸志を披露するタイミングはいつか
など、色々と学ぶことが多いと思いますので、注意して見てみてください。
まとめ
会社の忘年会で注意すべき6つのマナーは、次のとおりです。
- 必ず参加する
- 10分前には到着しておく
- お酌をして回る
- お酒の注文などを率先して行う
- 服装は場所に合わせて選ぶ
- 無礼講を真に受けない
また、一発芸や二次会への誘いは断っても良いですが、できることなら受けるのが理想です。
それらにさえ気をつければ、後はお酒や料理、雑談を思う存分楽しみましょう。