職場での挨拶はビジネスマナーの基本!正しい使い分けをチェック
2017/10/14
新しい職場での仕事を素晴らしいものにしたいなら、ビジネスマナーの基本である「挨拶」は必ずおさえておく必要があります。
挨拶なんて簡単そうなものですが、意外とできていない新人さんは多いです。
ここでは、シーンにあわせた職場での挨拶をご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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出社したときの挨拶
出社したときの挨拶は「おはようございます」です。
こんなのは言われなくてもわかると思いますが、朝の挨拶で大切なのは「自分から声をかける」ということです。
誰よりも早く、元気にハッキリと挨拶しましょう。
退社するときの挨拶
上司が先に退社するときに、「ご苦労様でした」と声をかけますか?
もしイエスと答えた方は、アウトです。
なぜなら、ご苦労様とは目上の人が部下などに対して「苦労をかけたな」とねぎらうときにかける言葉だからです。
そのため、部下が上司に対して言うと、とても失礼な行為になります。
では、正しい挨拶はというと「お疲れ様でした」です。
その逆で、自分が先に帰るときは「お先に失礼します」と声をかけましょう。
外出するときの挨拶
外出するときは、「行ってまいります」と声をかけて出るのが常識です。
上司は部下の動向を把握する必要があるため、何も言わずに出かけるのは迷惑をかけるためやめましょう。
ちなみに、同僚や後輩に対しては「行ってきます」でも大丈夫です。
外出から戻ったときの挨拶
外出から戻ったら、「ただいま戻りました」と報告をかねた挨拶をしましょう。
また、外出から戻ってきた人に対しての挨拶は、
- お帰りなさい
- お疲れ様でした
などと声をかけます。ここでも、ご苦労様ですなどと声をかけないよう注意してください。
すれ違うときの挨拶
廊下ですれ違うときは、端に寄ってから軽く会釈をする程度でかまいません。
もちろん、知っている方なら声かけをしてもいいですし、そのあたりは臨機応変に対応してください。
ちなみに、廊下で追い抜くときは「失礼いたします」とひと言声をかけながら通り過ぎるのも、挨拶の基本マナーです。
階段ですれ違う場合は?
階段ですれ違うときも廊下と同じように、端に寄ってから会釈をします。
ただし、声をかけるのであれば相手の1、2段下から必ず声をかけるようにしてください。
相手よりも高い位置から声をかけるのは失礼なので、特に取引先の方などと出会った場合は注意しましょう。
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デスクワーク中に目上の方と会ったときの挨拶
デスクで作業中に目上の方と会ったら、必ず作業の手を止め、立ち上がってから会釈をするのがマナーです。
いくら仕事に追われていたとしても、座ったまま、ましてや作業をしながらの挨拶はとても失礼です。
また、名前を呼ばれたらすぐに返事をし「お呼びでしょうか」と声をかけるようにします。
当たり前のことのようですが、意外とできてない方がいらっしゃるので、意識して取り組んでみてください。
言葉遣いは大丈夫ですか?
挨拶の中で少し触れましたが、「ご苦労様です」が実は失礼な言葉であるように、間違った敬語がいくつも存在しています。
他にも、
- 了解です
- さすがですね
- すみません
など、一見するとおかしくないような言葉も、実はダメな敬語です。
挨拶と同じくらい大切なビジネスマナーの基本なので、よろしければこちらの記事も参考にしてください。
>>上司がガッカリする間違った敬語7選|了解です・ご苦労様ですはNG
まとめ
簡単にできそうな挨拶ですが、小さな注意するポイントがいくつかあります。
ビジネスマナーの基本中の基本なので、どれも完璧にこなせるようにし、新しい職場で素晴らしいスタートを切ってくださいね。